そのなかでも、警察の災害警備の中核となる災害対策のエキスパートチーム、広域緊急援助隊をここでご紹介します。
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、災害時における警察活動に多くの教訓を残しました。 とりわけ災害発生初期における被災情報等の収集、被災者の救出・救助、緊急交通路の確保等に当たる警察官を大量投入する必要性が痛感されたことから、平成7年6月1日、大規模災害に対応でき、かつ高度の救出救助能力と自活能力等を持つ災害対策専門のエキスパートチームが創設されました。 それが、広域緊急援助隊です。
広域緊急援助隊の組織
広域緊急援助隊は、全国全ての都道府県警察に設置され、約4,700人の隊員で構成されています。 隊員は、機動隊員、管区機動隊員、交通機動隊員及び高速道路交通警察隊員等の中から、災害警備に対する能力、体力、気力等を備えた者が指名されています。 兵庫県警察におきましても、約200名が兵庫県警察広域緊急援助隊員として指名されています。 警視庁及び北海道警察を除く府県警察の広域緊急援助隊は、管区警察局の下、管区広域緊急援助隊として編成されています。