南あわじ市民の皆様、新年あけましておめでとうございます。署長の城谷でございます。
皆様には清々しい正月を迎えられたこととお喜びを申し上げます。
さて、昨年を振り返って見ますと、3月に発生した未曾有の東北大地震の発生により、日本全体が悲壮な世相となり、政治・経済的にも影響があったのではないかと考えております。
そのような中、当署管内における治安情勢も、これらの影響を受けていた状況が十分窺われます。
その1は、「津波対策」についてであります。
県下には48警察署ありますが、当、南あわじ市は県下の一番南に位置しており、東南海地震等が発生した場合には、大きくその影響を受けることが懸念されるところであります。
3月の東北大震災を踏まえ防災計画は、阿万地区において従来の最大津波5.8メートルから10メートル以上への見直しが行われたことから、当署といたしましても、その対策に取り組んでいるところであります。
具体的に申し上げますと、昨年は地元の方々と連携し2回の高台への避難訓練を実施してきましたが、今年は関係機関や各自治会などとも協力して昨年以上に避難訓練に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしますとともに、津波発生時には安易に考えることなく、必ず高台への避難をお願いいたします。
その2は、「振り込め詐欺対策」についてであります。
一昨年は被害が「0」であった振り込め詐欺等が昨年は「被害5件」と「未遂2件」と、まさに危機的な状況でありました。
署といたしましては、注意喚起の文書を各世帯配布するとともに、ケーブルテレビに署員を出演させ、その手口を紹介してまいりましたが、努力不足であったと深く反省をしております。
どうか騙されないためにも繰り返しとなりますが、
・ 必ず儲かる、高額買い取り、低金利ですぐ融資 甘い言葉は詐欺です。
・ 融資を受ける前に相手に振り込むのは詐欺です。
・ いい話、うますぎる話と思えばまず警察に相談を
等、警察への届け出・相談を徹底していただくようお願い申し上げます。
その3は、「絆を強めましょう」ということであります。
刑法犯認知件数(被害届)は全国的にも県下的にも、また、当署におきましても平成14年をピークとしてここ10年は減少傾向にあり、最高時の半減となっております。当署を見てみますと、平成14年は約700件が昨年は約300件となっております。
私は署員に対し、「善良な南あわじ市民を徹底して守れ。」と指示しておりますが、限られた警察力には限界があり、どうか、今年も
・ 子供の見守り活動
・ 安全・安心のパトロール活動
・ 交通事故防止キャンペーン
等、「地域の安全は地域で守る」との地域安全活動の積極的な取り組みを特にお願い申し上げます。
昨年は「絆」という言葉がキーワードとなりましたが、警察としましても地域の皆様との絆をより一層強化し、安全・安心な南あわじ市の実現に署員一同努力してまいりたいと考えておりますので、御理解・御支援をお願い申し上げます。
南あわじ警察署長 城谷 輝美
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