新たな年となり、朝来市にある重要施設、関西電力の奥多々良木発電所を見学した。
日本一の揚水式発電所で(地下100mに5階建てビルのような施設)、発電機は6機、最大発電出力193万2千kW、数分程度で最大出力にこぎつけられる特徴がある。
ちなみに、但馬の最大消費電力は26万kW、1機分の最大出力内とのことである。
メーカーでの部品保管は10年程度、作成すると技術者が流出する等のメンテナンス問題だけでなく、原子力発電の稼働率の低下で(若狭湾にある原発のうち3つが関西電力のものである)、夜間の電力を利用して揚水する当該発電所にも大きな影響が出ていることを認識した。
水や安全と同じように、あることが前提とされていた電力、そして技術の保持等も含めて基盤の再構築をしなければならない時代となっている。
生活保護率は昨年11月の統計で
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全国 |
大阪府 |
京都府 |
兵庫県 |
朝来市 |
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16.2% |
33.5% |
22.9% |
13.8% |
3.9% |
である。
朝来市の推計人口ではなく、推定人口(H24.1月現在)は33,487人で、その内訳を見る中で、1〜17歳の人口を1とすると
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1〜17歳 |
18〜65歳 |
66歳〜 |
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1 |
3.5 |
1.8 |
※稼働人口1人当たりの負担は、0.8人
となる。
警察の取扱数をみると、10万人当たり
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県下 |
神戸 |
阪神 |
東播 |
西播 |
但馬 |
淡路 |
朝来署 |
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129 |
135 |
144 |
121 |
136 |
159 |
162 |
156 |
(件数) |
であり、今年も貧困等に起因する取扱いについて考えさせられることになる。
1月になると術科始め式(1/16)、但馬ブロック柔剣道大会(1/24)、県下柔剣道大会(2/3)へと続く。
剣道は剣道、柔道は柔道のルール内での競技であり、スポーツ、イベントの華である。
そこから脱却し、犯人を捕まえるという実戦の道へと向かう者は幾ばくか。
そこで、術科始め式で次のことを述べた。
剣道では、頭、喉、胴、籠手を攻めるが、薙刀からは脛、脇、腹等への攻撃を受ける。
日頃は短い特殊警棒しか利用できず、頭、喉、胴への攻撃は困難である。
柔道は捕まえに行くのではなく相手が攻めてこなければ妙味を発揮できず、相手と組むため凶器を携帯した相手は困難である。
逮捕術は当事者の元々の力に大差があれば、技としての効力を発揮できない。
それぞれの術には必ず弱点があり、そこにそれぞれの存在意義がある。
ルールなり型は伝統の術を伝える手段ではあるが、そのことがかえって弱点を助長する。
基本とする術を極めるというのは、当該術の弱点を少なくしたり、戦いそのものを生じさせずに治めるという気概を持つことと心得るが(勝って誇るものではない、強い者に向かってどこからでも攻めてこい、待っている、という有り様で、必勝の精神を秘めた静かさの中に日本的な道がある)、つまるところ、個人の術は素人による集団連携プレーにはかなわない。
出張っての捕り物を見れば歴然としている。
実戦に役立つのはルールなき対応の戦法であり、集団プレーである。
従って、警察官には基本術に加えて、異種との競技対応、集団プレー錬成への目覚めが必要であり、更に、逮捕に至る経緯について、術における戦法として構成した説明が、適法化のためには求められていると・・・
西洋タンポポは自然破壊された空き地にしか場を得られない、弱い自家受粉の植物であったが、日本のタンポポに授粉して雑種化を図り、生活の場を広げている。
弱いものが強いものにうち勝っている。
スズメノテッポウは、水田という恵まれた場を得たものが繁殖し、他家受粉から自家受粉へと変化していったため、稲穂が早く刈られるようになると未だ対応できず、冬になる前に芽が出てしまい越冬できず、水田以外の他家受粉のものが命を繋いでいる。
環境への対応・努力が子孫繁栄に必ずしも繋がらない。
人は青く輝く山での森林浴を欲するが、青いのは植物が細菌等を除去するために発する気体であり、人はその気体の刺激を受けて活性化しているもので、気体そのものは健康に良いものではないし、植物は食べられないように毒素を形成し改善していっており、動物や昆虫はそれに耐えられる体に変えていっている。
植物の様々な工夫の中には効果とは無縁のものも散見される。
私はこれらのことを踏まえ、署員に対して次のことを指導している。
後を振り返ることなく前を向いて前進あるのみ。
私たちがいただいている食物ですら日々変化している。
それに遅れをとれば健康を害すること必定であり、調和とか共生とかは結果であって、本質は持続的緊張関係にある。
最良の選択をしたとしても、結果として最善になるかどうかは分からないが、環境に照らして最善を尽くすのみである。
一日先進が生きとし生けるものの定めであり、全ての生命は強く生き抜こうと力の限りのエネルギーを振り絞っている。
向上心のない営みは許されない・・・と。
この方針は、今年もこれからも変わらない。
人は実態のある仕事を通して、一日先進あるのみである。
取調べに変化が生じたなら、それについていくだけでなくリードする姿勢を堅持しなければ信頼を勝ち取ることはできない。
昨年の朝来警察署の犯罪、人身事故への対応は次の通りである。
平成23年中の刑法犯
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| 認知件数 |
検挙件数 |
検挙率 |
検挙人員 |
うち少年 |
280(+24) |
108(+36) |
38.6(+10.5) |
93(+9) |
50(+21) |
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(解説)
県下は全て昨年対比はマイナスであり、全数値がプラスなのは朝来警察署のみである。
平成23年中の交通(人身)事故
(解説)
県下の人身事故は36,219件(−375件)、死者数198名(+6名)で、朝来警察署としては、人身事故+9%に対し、旧和田山町で発生した追突事故51件に対する対策として、今年の3月までに追突事故防止のための標識・標示を10箇所設置する。
凡例:( )はいずれも昨年対比の数値である。
朝来警察署長 大村 浩三 |